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樂美術館 樂歴代 特別展「利形の守破離」12月25日まで開催中

茶道人.com編集部[著]

樂美術館(京都市、上京区)では、利休が提唱したとされる守破離(自由な創造精神に至る道)をテーマに「利形の守破離」展を12月25日まで開催中です。本展では、利休形と言われる、棗、茶杓、風炉、釜など、利休の美意識を基にした作品をたどりながら、樂家初代・長次郎の樂茶碗など、茶道具の名品を展示しています。

利休の提唱した守破離の考え方には、従来の形を守り踏襲するだけではなく、次の時代の中に新たに生き続ける、創造への強い心意気が込められています。「利形の守破離」展では、利休形の創造と継承をベースに、多数の作品を通して、長次郎以降、樂歴代が様々な時代の中で果たしてきた、常に創造的な作陶の精神世界を探ります。

正に、「古きに学び、新しきを知る」を実感できる、利休形の創造と継承の総合展示です。

利休の美意識や、その精神世界に触れることで、きっと新たな発見に出会えることでしょう。

前期:2022年8月27日から10月23日

後期:2022年10月25日から12月11日

※10月24日に全面的な展示替があります。

樂美術館