茶道人.com編集部[著]
泰巖歴史美術館(東京都町田市)では、ミニ企画展として「家臣たちの戦国時代」を1月11日から開催します。本展では、戦国大名の家臣たちに焦点を当て、「井村貞勝書状」や、「直江兼続条目」などの泰巖歴史美術館が所蔵する史料とともにその実態を紹介します。井村貞勝は、織田信長の父、信秀の代から織田家に仕えていたとも言われており、京都所司代として朝廷や公家との交渉や治安維持など、京都を統治・統括した有能な人物です。
織田信長や上杉謙信、武田信玄など、現代にも名を馳せる戦国大名たちの華々しい活躍の裏には、それを支える多くの家臣たちの働きがありました。家臣たちの仕事は、合戦はもちろん、外交や行政、雑用など多岐にわたります。
家臣という焦点から、戦国時代の歴史を辿ってみてはいかがでしょうか。
2023年1月11日から3月26日まで。