茶道人.com編集部[著]
「茶の湯の歴史を問い直す 創られた伝説から真実へ」(発行元:筑摩書房、価格:3,999円)が、11月26日から、全国の主な書店で販売されています。公益財団法人三徳庵の理事長であり、茶道文化研究においては定評がある田中仙堂も、本書の著者として参加しています。
千利休が大成したと言われ、現代においても日本の伝統文化として受け継がれている「侘茶」。この日本固有の美意識として知られる「侘茶」ですが、今日ではこの概念の正統性が揺らぎ始めています。本書では、「真実の茶の湯の歴史」について、最新の研究成果をもとに明らかにします。
工芸史、文献史学、考古学、思想史、文学など様々な分野の研究から明かされる日本文化本来の姿について、学んでみてはいかがでしょうか。