茶道人.com編集部[著]
兵庫陶芸美術館(兵庫県丹波篠山市)では、特別展「丹波の茶道具 茶の湯を彩る兵庫のやきもの」が3月18日から開催中です。本展では、戦国時代から江戸時代にかけて大きく発展した丹波焼に着目し、多くの茶人に愛され、受け継がれてきた丹波の茶道具を展示しています。
丹波の茶道具は、素朴な文様を施したものから端正な形状のもの、別の素材で作られた茶道具の姿かたちを写したものなど、当時の流行や茶人の好みによって種類はさまざまです。また、壺や桶が茶の湯に適した道具として茶人に取り上げられ、茶道具に見立てられたものもあります。
展示室内には茶室の空間を再現したスペースもありますので、茶道具と合わせて茶の湯の世界に取り込まれてみてはいかがでしょうか。
2023年3月18日から5月28日まで兵庫陶芸美術館にて開催中
兵庫陶芸美術館