茶道人.com編集部[著]
出光美術館(東京都千代田区)では、「茶の湯の床飾り ―茶席をかざる書画」を4月22日から開催します。本展では、茶席の場で用いられてきた書や画にスポットを当て、出光美術館のコレクションとともに展示しています。
茶の湯は中国より伝来し、日本の文化や風土にあわせて独自に変化してきました。移りゆく時代の中でさまざまな茶道具が見出され、その中でも、『南方録』に「掛物ほど第一の道具はなし」と記されるほど、茶席ではさまざまな掛物がかけられました。
茶席の雰囲気を味わう上で重要な役割を担っていた書画が、茶の湯においてどのように珍重されてきたか、本展で紐解いてみてはいかがでしょうか。ぜひ足を運んでみてください。
2023年4月22日から5月28日まで出光美術館にて開催中。