茶道人.com編集部[著]
田部美術館(島根県松江市)では、四季の茶道具「月光満天」が11月5日まで開催中です。本展では、さわやかな秋を感じられる茶道具の取り合わせを展示しています。
展示品の中には、松江藩第7代藩主で、大茶人でもあった松平不昧が好んだとされる釜「面取(不昧公好み三十の内)」や不昧が詠んだとされる、月の出ているのどかな風景の歌が添えられている掛軸「狩野伊川院筆 弓張月図」などがあります。
そのほかにも田部美術館が収蔵する作品など、秋にまつわる作品11点が展示されています。秋の深まりを存分に感じられる展覧会となっておりますので、ぜひ足を運んでみてください。
9月5日から11月5日まで。
田部美術館