茶道人.com編集部[著]
本間美術館（山形県酒田市）では、企画展「徳川家と大名家の美」を10月20日から開催します。本展では、現在放送中のNHK大河ドラマ「どうする家康」にあわせて、徳川家や大名家にゆかりのある茶道具や書画を多く展示しています。
展示品の中には、重要美術品にも指定されている「大井戸茶碗 銘 酒井」があります。庄名藩主酒井家が所持していたことから「酒井」の銘が付けられ、酒井家から本間家に伝わったとされています。また、日本からの注文によって朝鮮で焼かれたもので、茶の湯では武将たちによく好まれ、初代庄内藩主・酒井忠勝とされる「割高台茶碗」も展示されます。
ほかにも、本間美術館が所蔵する徳川家の手紙をはじめ、酒井家や米沢藩主上杉家など大名家にゆかりのある美術工芸品が展示されています。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
2023年10月20日から12月11日まで。
本間美術館
