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細見美術館 開館25周年記念展「挑み、求めて、美の極致―みほとけ・根来・茶の湯釜」11月14日から開催

茶道人.com編集部[著]

細見美術館(京都府京都市)では、開館25周年記念展「挑み、求めて、美の極致―みほとけ・根来・茶の湯釜」を11月14日から開催します。本展では、研究に没頭した茶の湯釜や、力強く美しい漆器・根来など名品の数々を展示しています。

展示品の中には、「芦屋霰地楓鹿図真形釜」があります。本作品は、芦屋釜の特徴のふっくらした丸みを帯び、茶釜の表面には楓や鹿が描かれています。重要文化財にも指定されており、茶の湯釜の中でも優品とされています。

細見家初代古香庵は興味の赴くまま蒐集した美術品を、茶会やもてなしの場で活用してきました。時代やジャンルを超えて取り合わされた美術品の数々から、日本美術のもつ優美さに触れてみてはいかがでしょうか。

2023年11月14日から2024年1月28日まで。
年末年始休館12月25日~1月4日
細見美術館