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あべのハルカス美術館 徳川美術館展「尾張徳川家の至宝」2024年4月27日から開催

茶道人.com編集部[著]

あべのハルカス美術館(大阪府大阪市)では、徳川美術館展「尾張徳川家の至宝」を2024年4月27日から開催します。本展では、徳川美術館が有する名品の中から、茶道具や香道具などを展示しています。

徳川美術館は、徳川家康の九男・義直によって創始され、名古屋城を居城とした大大名である尾張徳川家に伝えられた大名道具を有しています。今回展示される作品の中には、重要文化財にも指定されている織部筒茶碗「銘 冬枯」があります。抽象化された文様は、冬の野原に枯れ残った草木が思い浮かばれます。黒と白のコントラストが美しく、黒織部茶碗の中でも優品とされています。

このほかにも、現存最古の源氏絵である国宝「源氏物語絵巻」や三代将軍家光の長女千代姫が嫁ぐ際に持参した国宝「初音の調度」といった日本を代表する名品も特別出品されます。ぜひこの機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか。

2024年4月27日から6月23日まで。
あべのハルカス美術館