茶道人.com編集部[著]
田部美術館(島根県松江市)では、四季の茶道具「向寒のころ」を12月27日まで開催中です。本展では、炉の暖かさが嬉しい冬をテーマにした茶道具の取り合わせを鑑賞できます。
展示品の中には、江戸時代後期の大名茶人である松平不昧による掛軸「霜降月十五日付書状」や、京焼の陶芸家である永樂和全の菓子器「仁清写布目食籠」があります。
このほかにも、志野焼、楽山焼、布志名焼の茶碗や、茶杓・釜などの多様な茶道具、田部美術館館蔵の美術品など、約80点が展示されています。本格的な冬の近づきを感じながら鑑賞する茶道具には新たな発見があるかもしれません。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
11月7日から12月27日まで
田部美術館