画像出展元:奥高麗茶碗 銘 福寿草 日本・江戸時代 17世紀 根津美術館蔵
茶道人.com編集部[著]
根津美術館(東京都港区)では、「企画展 魅惑の朝鮮陶磁・特別企画 謎解き奥高麗茶碗」を2024年2月10日から開催します。本展では、日本の陶磁器に強い影響を与えてきた朝鮮陶磁にスポットを当て、館蔵品を中心とした多数の作品が展示されます。
点茶が盛んに行われた桃山時代の人々は高麗の茶碗を愛していましたが、手に入れることは難しく、九州肥前地方、現在の佐賀県唐津周辺で焼かれた高麗茶碗の写しが「奥高麗」と呼ばれるようになりました。 特別企画では、奥高麗茶碗の中で1番の知名度を誇る唐津茶碗から、根津美術館が所蔵する「中尾唐津茶碗 銘 福寿草」が展示されます。
根津美術館が所蔵する作品の数々から、その歴史を紐解くとともに、高麗茶碗の魅力を発見する機会として足を運んではいかがでしょうか。
2024年2月10日から3月26日まで。
※本展示は予約優先です。2024年2月6日より公式ホームページにて、日時指定入館券を購入することができます。
根津美術館