茶道人.com編集部[著]
永青文庫（東京都文京区）では早春展「中国陶磁の色彩―2000年のいろどり―」を2024年1月13日から開催します。本展では同館の設立者・細川護立による蒐集品と大名細川家の伝来品からなるコレクションのうち、色をテーマにした中国陶磁を数多く展示します。
細川護立は、日本で「鑑賞陶器」として需要が高まる中国陶磁の価値をいち早く見出し、その所蔵品からは中国陶磁の歴史をたどることができます。同館が所蔵する重要文化財３点をすべて展示するほか、黒釉茶碗として知られ、その美しさが油の滴のようであるところから名前が付いた「油滴天目」も展示されます。
色彩鮮やかなコレクションを楽しむことができる機会ですので、ぜひこの機会に鑑賞してみてはいかがでしょうか。
2024年1月13日から4月14日まで。
永青文庫
