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三井記念美術館 「茶の湯の美学―利休・織部・遠州の茶道具―」2024年4月18日から開催

茶道人.com編集部[著]

三井記念美術館(東京都中央区)では、「茶の湯の美学―利休・織部・遠州の茶道具―」を2024年4月18日から開催します。本展では、桃山時代から江戸時代初期にかけて茶の湯界をリードした千利休・古田織部・小堀遠州の美意識に焦点を当て、三井家に伝わる茶道具を多数展示します。

3人の美意識を、千利休は「わび・さびの美」、古田織部は「破格の美」、小堀遠州は「奇麗さび」と捉え、そこから生まれた茶碗や茶入といった茶道具が展示されます。日本で焼かれた茶碗のうち国宝に指定されているのはわずか2つで、そのうちの1つが今回展示される「志野茶碗 銘 卯花墻(うのはながき)」です。本茶碗は、志野随一の名碗としても知られています。

このほかにも、各人の美意識に基づいたさまざまな茶道具を鑑賞することができますので、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

2024年4月18日から6月16日まで。
三井記念美術館