茶道人.com編集部[著]
早稲田大学 會津八一記念博物館(東京都新宿区)では、富岡コレクション展「茶の道具」を3月1日から開催します。本展では、日本重化学工業株式会社の初代社長である富岡重憲が蒐集したコレクションの中から、茶道具を展示します。
「茶を喫するためには、茶碗と茶筅があればよい」と自らの茶の湯に対する姿勢を見せる富岡重憲は、茶碗を重要視しており、蒐集した茶碗の種類は多岐にわたります。本展では、江戸時代の作品「黒赤一双茶碗 銘 拾得」や江戸時代末期から明治時代にかけてつくられた「一重切花入 銘 瀧」などが展示されます。
さまざまな茶碗を中心に、茶入や茶杓、花入など多くの茶道具が展示されます。入場無料で鑑賞することができますので、ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。
3月1日から4月28日まで。
早稲田大学 會津八一記念博物館