茶道人.com編集部[著]
田部美術館(島根県松江市)では、四季の茶道具「初夏の風」を6月16日まで開催中です。本展では、新緑の爽やかな季節にふさわしい茶道具の数々が展示されています。
主な展示品には、松平不昧の知遇を受けた漆工の神楽岡不入によって作られた香合「東披」や、松平不昧が命名したと伝えられている茶入「瀬戸 銘 五月雨」、その茶の湯が「きれいさび」と称された小堀遠州の手による茶杓「竹共筒 銘 かせ山」などがあります。このほかにも、青と白のコントラストが特徴的な水指「色絵オランダ」など青風が感じられるような茶道具が11点展示されています。
初夏の爽やかな雰囲気を茶道具から感じることができるかもしれません。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
4月23日から6月16日まで。
田部美術館